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2023年5月16日、英国・ラングレー:世界何十万のサプライヤーの予約業務を支援するグローバルテクノロジー企業であるトラベルポートと「アドベンチャーマン」として知られる英国の冒険家Jamie McDonald氏は、本日、「世界の七不思議」を7日以内に巡る挑戦で、世界最速記録を樹立したことを発表しました。 公共交通機関のみを使用して6日と16時間14分で達成したこの旅は、ギネス世界記録に認定されました。 今回の挑戦は、トラベルポートがアドベンチャーマンに依頼し、同社の最新旅行販売プラットフォームTravelport+のテクノロジーを活用することで、旅行会社が世界で最も複雑な旅行をいかにシンプルに計画、予約、管理できるかを証明することを目的としたものです。
トラベルポートの最高経営責任者、Greg Webbは、「2021年に旅行会社のシステムをTravelport+へアップグレードし始めた頃は、複雑な旅行業をより簡単かつ迅速に先導することを意図していました。」とし、 「この壮大なアドベンチャーは当社プラットフォームの性能を試す究極のテストでした。当社のプラットフォームが、このような世界で最も複雑な旅程を簡素化できるのか、 スムーズにサービスを提供できるのか、 旅行中どんな不測の事態にも素早く対応できるのか、などです。そして6日と16時間14分を経た今、すべてに「イエス」という回答を得たのです。旅行業界にとって試練だったこの数年間を経て、この旅は、旅行需要が間違いなく回復し、かつてないほどよくなっていることを証明するものでもあります」と述べています。
Travelport+は、無数の旅行ルートを比較でき、旅行者に最適なルートを選択させることができる最新の旅行販売テクノロジーを世界各地の旅行会社に提供しています。 トラベルポートの長年のパートナーである旅行会社Travelbagが、Travelport+を活用してアドベンチャーマンの旅行のすべてを予約しました。同社はスマートポイント クラウドを通じて、検索、フィルタリング、比較を行い、非常に複雑な旅程を簡単に作成することができたのです。 アドベンチャーマンを24時間体制でサポートする専任のTravelbagのスペシャリストは、行き先によって異なる入国制限やスケジュール変更の確認と必要な調整を、彼の求めにリアルタイムに応じました。 アドベンチャーマンは移動中、トラベルポートのTrip Managerに常時アクセスして、付帯サービス(食事、有料座席指定など)を旅程に追加することもできました。Travelbagは、 世界の七不思議を訪れたいと考えている旅行者向けに、すべてを訪れるパッケージ(31,000ポンドから)、いずれか一箇所を訪れるパッケージ(1人あたり1,300ポンドから)を用意しています。 旅行者それぞれの好みに合わせて、Travelbagはパーソナライズされた理想的な休暇を提供しています。
「Travelbagは何千もの旅行を企画・予約した経験がありますが、これほど複雑な旅程は初めてです」と語るTravelbagのセールス&サービスリーダー Caroline Foxwell氏は、 「旅行販売ツールTravelport+はとにかく強力で、スマートポイント クラウドを通じて簡単に予約とサービス提供を行うことができ、仕事を肩代わりしてくれると言っても過言ではないでしょう。たとえ世界記録の樹立を目指すスーパーヒーローがお客様であっても、Travelport+により、常に当社は、同じように完璧な旅程を提供することが可能です。」と話しています。
アドベンチャーマンは世界最長の人工建造物「万里の長城」をスタート地点とし、ここからトボガンで次の目的地に向かう瞬間から時間との闘いが始まりました。 次の訪問地は、インド随一の観光名所であり、愛の象徴として広く知られている「タージ・マハル」でした。彼はヨルダンに行き、そこからバスで古代都市「ペトラ遺跡」へ移動。ローズレッドの砂岩を彫って造られた壁や墓地、寺院は、映画『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』のロケ地としてよく知られています。 ヨルダンを出発したアドベンチャーマンは、伝説的な「コロッセオ」を訪れるためにローマへと移動。古代の剣闘士が繰り広げた戦いに思いを馳せ、今回の旅で唯一の機内食ではないピザを短時間で楽しみました。 次に、世界最大の彫刻像「コルコバードのキリスト像」を訪れるためにブラジルへ移動。アドベンチャーマンはキリスト像の壮大さに加え、頂上からの絶景に畏敬の念を抱きました。 そして次は、世界七不思議の6番目である都市遺跡「マチュ・ピチュ」を訪問。海抜約8,000フィートのインカ城塞は、アドベンチャーマンのお気に入りとなり、いつか再訪したいと考えています。娘のお土産にラマのぬいぐるみも購入しました。 わずか6日と16時間14分で、マヤ文明における神聖な儀式の場であった考古学的遺跡「チチェン・イッツァ」に到着しました。ここが最終目的地です。
アドベンチャーマンにとって、この記録的な旅の目的は、自身が設立した慈善団体「Superhero Foundation」のために寄付金を募ることでした。 McDonald氏は幼少期に稀な脊椎疾患である脊髄空洞症と診断され、将来歩行不可能になるかもしれないと医師は彼の両親に告げました。 多くの医師、病院、家族のサポートにより病状を改善できた彼は、生涯の使命として、世界中の病気で苦しむ子供たちを援助する慈善団体を設立したのです。 慈善活動を推進することを目的として、今回の挑戦では、Pride of Britainの受賞者であるMcDonald氏が1マイル移動する度に1ドルを寄付するという設定でした。最終的にトラベルポートは計22,856ドルを寄付しています。 寄付金は、従来の医療支援システムや地域の医療サービスでは利用できない治療や療法、機器に資金を必要とする家族を支援することを目的とした慈善団体の活動を継続するために使われます。
アドベンチャーマンことJamie McDonald氏は、「過去のチャレンジでは、アメリカ大陸を走って単独横断(210回分のフルマラソンに相当)や、タイから英国まで22,000キロを自転車で走破したこともありますが、今回は最も複雑で困難な内容であったことに疑いの余地はありません。」と述べ、 「旅行には天候、入国制限、遅延、税関、渋滞、キャンセルなど、数多くの変動要因があります。 世界記録を樹立するためには、迅速さと即応性が絶対的に重要です。 トラベルポートというパートナーがいなければ、この旅を成功裏に実現することはできませんでした」と語っています。
ギネス世界記録に認定されるためには、アドベンチャーマンは以下のような規則を遵守する必要がありました。
トラベルポートとアドベンチャーマンの両者の最優先事項は環境保護です。 トラベルポートは、Google が管理運営し、同社が加盟する独立非営利団体であるTravalystの一翼として開発された「Travel Impact Model」を使用して、アドベンチャーマンの移動に伴い発生する二酸化炭素排出量を計算しています。これは、航空機移動により排出される二酸化炭素の量を測定する共有フレームワークです。 持続可能な旅行を主流にすることを目的として、Travalystは業界のツールや情報の統合に取り組んでいます。 世界記録を樹立した今回の旅の二酸化炭素排出量は2,523キログラムでした。 トラベルポートは、Climeworksの高品質な二酸化炭素除去サービスにより、この排出物を除去します。
世界七不思議への挑戦の詳細、七不思議への旅行予約、もしくはSuperhero Foundationへの寄付については、Travelport.com/7wondersをご覧ください。
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編集者用メモ
トラベルポートについて
トラベルポートは、世界何十万の旅行サプライヤーの予約業務を支援するグローバルテクノロジー企業です。旅行のバイヤーとセラーは、同社の次世代マーケットプレイスであるTravelport+でつながっています。このツールを使うことにより、ブランドのつながり方が簡素化され、旅行の販売方法がアップグレードされ、最新のデジタル販売が可能になります。英国ロンドンに本社を置き、世界165か国以上で事業を展開しているトラベルポートは、複雑な旅行のエコシステムを簡素化するためのイノベーションを推進することに注力しています。