トラベルポート、カンタス航空のNDCコンテンツをEMEAおよびAPACの52か国で旅行会社に提供

北米及び中南米の諸国を含め、全世界68か国でトラベルポートを利用する旅行会社が、今年末までに、Travelport+を通じて、カンタス航空のNew Distribution Capability（NDC）コンテンツを、カンタス・ディストリビューション・プラットフォーム（QDP）から利用可能。

2022年11月22日、英国・ラングレー：世界何十万の旅行サプライヤーの予約業務を支援するグローバルテクノロジー企業であるトラベルポートは、本日、アジア太平洋およびヨーロッパ中東アフリカ地域の52か国の旅行会社がQDP及びTravelport+を通じて、カンタス航空のNDCコンテンツにアクセスできるようになることを発表しました。

カンタス航空が、2022年8月31日にQDPを通して国内線に低価格運賃を導入することを発表したことを受け、トラベルポートは、2022年末までに、オーストラリアのナショナルフラッグ・キャリアであるカンタス航空のNDCコンテンツを、SmartpointとトラベルポートのREST/ful JSON APIの両方を介して全世界68か国の旅行会社に提供します。これにより、旅行会社は以下のような包括的な機能をご利用いただけます：

• カンタス・フリークエント・フライヤー、法人専用、カンタス航空の国内線低価格運賃など、QDP限定の特典を検索する機能が、11月末より利用可能
• QDPの予約を行った状態で、後で BSPを通じて現金またはクレジットカードで決済することが可能
• NDCのチケットの変更、Void、払戻し、未使用チケットを含む交換発行が可能
• スケジュールの変更は自動的に旅行会社に通知され、旅行者情報とともに一括管理が可能
• 複数名予約記録からの旅行者の予約記録分割が可能

2023年1月末までに、トラベルポートは座席指定機能のサポートも開始します。これは、すでにリリースされている食事の予約や障害者特別サービスリクエスト機能に追加されるものです。トラベルポートでは、異なる運賃ブランドを組み合わせてご利用いただけるようにすることで、NDCコンテンツをよりユーザーフレンドリーものにします。また、新しいNDCデータフィードを導入し、旅行会社の基幹システムや精算システムにおけるNDC情報の同期を簡素化します。

中華圏の香港特別行政区に加え、アジア太平洋地域の以下の国々でトラベルポートをご利用の旅行会社が、QDP及びTravelport+を通じて、カンタス航空のNDCコンテンツにアクセスできるようになりました：

ヨーロッパ中東アフリカ地域の以下の国々でトラベルポートをご利用の旅行会社が、QDP及びTravelport+を通じて、カンタス航空のNDCコンテンツにアクセスできるようになりました：

カンタス航空のグローバルセールス＆ディストリビューション・エグゼクティブマネージャーのIgor Kwiatkowski氏は次のようにコメントしています。「旅行会社がQDPのダイナミックなコンテンツ、機能、そして特典を利用できるようにするうえで、当社のテクノロジーパートナーは不可欠な役割を担っています。トラベルポートがQDPを世界中の旅行会社にご利用いただける環境を整えたことを嬉しく思います。」

「カンタス航空とのパートナーシップにより、NDCと近代的な旅行販売を牽引する当社の地位がさらに強固なものになりました。」と、トラベルポートのグローバル・バイスプレジデント兼グローバル・エアラインパートナー責任者のDamian Hickeyは述べています。「当社は、アジア太平洋およびヨーロッパ中東アフリカ地域でさらに多くの旅行会社がカンタス航空のNDCコンテンツに簡単にアクセスできるように、Travelport +におけるマルチソースコンテンツ戦略をさらに加速させて参ります。」

Travelport+を通じてQDP上でカンタス航空のNDCコンテンツにアクセスするには、カンタスチャンネルへの登録が必要です。カンタスチャンネルに関する詳細はこちらをご覧ください。

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トラベルポートについて
トラベルポートは、世界何十万の旅行サプライヤーの予約業務を支援するグローバルテクノロジー企業です。旅行のバイヤーとセラーは、同社の次世代マーケットプレイスであるTravelport+でつながっています。このツールを使うことにより、ブランドのつながり方が簡素化され、旅行の販売方法がアップグレードされ、最新のデジタル販売が可能になります。英国ロンドンに本社を置き、世界180か国以上で事業を展開しているトラベルポートは、複雑な旅行のエコシステムを簡素化するためのイノベーションを推進することに注力しています。